現在社会就労センターでは、農業にとどまらず、林業や水産業、伝統産業等、さまざまな分野との連携を行っており、「他分野連携」はキーワードです。全国社会就労センター協議会(以下、本会)は、本書の取りまとめにあたり、『“多”分野連携』と表現しました。“多”分野連携の推進は、障がい者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む分野における新たな働き手を確保することを意味します。本会はSDGsやSELP Vision 2030がめざす姿を達成するうえで重要なことと考えています。